こんにちは、茶々丸です。今回は、時間別にサポート&レジスタンス(レジサポ)とトレンドラインを引き、マーケットのダウ理論に基づく動き(継続、停止、反転)をどのように捉えるかについて解説しております。
MT4を活用したサポート&レジスタンスとトレンドラインの引き方
まず、分析の基盤となる時間足(1時間足、4時間足、日足など)ごとにレジサポを設定し、その後、具体的なエントリータイミングを見つけるための15分足にもレジサポを引きます。
これにより、一般的なトレンド方向を掴むことができます。さらに方向性が曖昧な場合は、トレンドラインを引くことで明確化します。
その上で、レジサポを抜けた後のチャートの動きを予測します。
ここで重要なのは、レジサポで反発するのか、トレンドラインを抜けて反発するのか、それともレジサポ内でレンジ(一定の幅で上下に動く市場状況)を形成するのか、という3通りのシナリオを理解し、それに基づいてエントリー戦略を立案することです。
ダウの更新とレンジ:更新方向でエントリーする有効性
また、チャートの波形から反発ポイントを読み取る方法についても説明します。
これはレジサポラインとトレンドラインの組み合わせにより、市場の方向性を更に理解し、レジスタンスラインやサポートラインが更新される(突破される)時期を予想するためのものです。
なお、トレンドラインが破れた後でも、チャートはレンジを形成し、ダウン方向へ更新することがあります。
この特性を理解し、更新方向でエントリーすることが有効です。
ダウの反転:逆方向のダウを形成しエントリー戦略を立てる
ダウが反転するシーンについても詳しく説明します。
ダウが反転する場面では、ネックライン(トレンドラインが破れた地点から見て、レンジの一番下のライン)を確認し、ダウが最後につけた下値、戻り高値のラインを抜けた時点で反転し、逆方向のダウを形成する可能性があります。
これを捉えることで、新たなトレンドラインを描くことができ、エントリー戦略を立てることができます。
まとめ:レジサポとトレンドラインでダウ理論を活用する
この動画を通じて、各時間足にレジサポラインとトレンドラインを設定する技術を身につければ、ダウ理論に基づく市場の動き(ダウの更新、ダウのレンジ形成、ダウの反転)が理解しやすくなります。
これにより、市場がレジサポラインを突破するか反発するかを把握し、次のエントリータイミングを予測することが可能となります。
また、このアプローチを用いることで、どこまで価格が反発しないか、または損益の計算も容易になります。
安定したトレードへの一歩
このレジサポとトレンドラインを引く基本的なテクニックは、ダウ理論と組み合わせることで、より安定したトレードに近づく一助となるでしょう。
FX投資において、各種ツールを巧みに使いこなし、的確な戦略を立てることが成功への鍵となります。
今回の解説が、あなたの投資ライフに役立つことを心から願っています。
ありがとうございました。