こんにちは、茶々丸です。
今回は相場環境認識の完全版キーワードについて、「相場の奥行き」という動画の説明また解説をしていきます。
相場環境認識では、まず最初に上げ相場は赤、レンジ相場は黄色、下げ相場は青で分けて、エリアを区別することで見やすくするような説明をしています。
この動画の冒頭10分ぐらいは、FX初心者のZEROさんに色分けしてボックスを作って行ってもらってそれを後から修正するような動画になってます。
相場環境認識の重要性
時間足と取引スタイル
ボックスを作る時間足にもよって変わるんですが、まず何分足で取引したいと決めて、例えば15分足だったら15分足以下のボックスは引く必要がありません。
自分が取引したい時間足より上の時間足での相場環境認識が大事になります。
自分の取引したい時間足より長い時間足の方向が重要になってきます。
大きい時間足、または自分が取引する時間より大きい時間足のチャート波形の方向が上げなのか?下げなのか?が重要になってきます。
ボックスの作成と価格帯の意識
次に、時間足別にボックスを高値・安値できちんと作っていくと、全体的に見た時にボックスの上のライン・下のラインが重なる価格帯というのが意識されてる価格帯になります。
その価格帯から自分がエントリーする時間足より上に抜けた時や、下に抜けた時にどこまで上がるか?どこまで下がるか?というラインがはっきりと見えない時はその高値・安値が見える時間足に行って、ボックスを作る必要があります。
そして、その作り上げたボックスの中で、今いる価格帯はレンジ内の上辺りにいるのか?下辺りにいるのか?真ん中あたりにいるのか?どういう場所にいるのか?の位置確認が必要になってきます。
相場環境認識の定義
次に、相場環境認識の定義を説明します。
チャート上の取引しようとする時間足より大きい時間足の相場の方向は、全てその相場より小さい時間足の方向を示してます。
例えば、日足が上げ方向という確認を相場環境認識出てきたら、日足より短い時間足のチャートは、全て上方向に動いていくというのが、相場環境認識の定義です。
15分足の相場環境認識が出てきて、下げ方面だと思ったら、15分足より短い時間足は全て下げ方面に伸びていく。そっちの方が強いという定義であります。
ですので、大きい時間足の流れに逆らわず、大きい足が上げならば、実際の時間足も上げ方面に見えた時にロングエントリー、大きい足が下げ方面に確認できたなら、自分の戦う時間足ではショートにエントリーをする。
そういうポイントを見つけて、大きい時間足の流れ方面にエントリーするのが定義になります。
次に、トレードスタイルにもよるんですが、スキャルピングで1分・5分で戦うならば、それより大きい時間足の相場環境認識が必要で、15分や30分の相場環境認識で事足りるという事になります。
デイトレをする15分足や30分で戦う方は、それより大きい時間足、1時間や4時間足で相場環境認識をすれば良いということです。
スイングや長時間のトレードをする方は、1時間足、4時間足でトレードするなら、日足や週足の相場環境認識が必要になるという事になります。
トレードスタイルによって、相場環境認識をする時間足というのは皆さん異なってきます。
必要になる場所、必要とする時間足の相場環境認識だけしておけば、自分の戦う時間足で方向性を確認できるという事になり、有効的なエントリーが出来るようになります。
相場の奥行きについて
では最後に、相場環境認識は奥行きで考えるという話もしてます。
奥行きとは、まずもって相場は時間足によってチャート上では表現されてるんですが、実質ひとつしかないという認識を持つ必要があります。
チャートは分割して見るんじゃなくて、一つのチャートを拡大して見るか、縮小して見るかというだけの話です。チャートのどこを見たいかで縮小し、チャートの全体を見るために拡大をします。
ですので、時間足に分けて調べるんじゃなくて、見たいところを拡大してみて、縮小してみてという使い方をしながら、チャート分析する必要があります。時間足を小さくして、部分的なチャートを見に行っても、見えない部分というのは広く広がっています。
FXの格言にもあるんですけど、「木を見て森を見ず」という格言があります。
全体を把握して、自分の見てるポイントでエントリーする大きい相場はどっち方面か、それならば自分のエントリーするところは大きい時間足の方面にエントリーするが基本になってきます。
FXは短い時間足でエントリーするほど難しくなります。大きい時間足ほど資金が要ります。
より良い自分の時間足を見つけて、自分の資金にあった相場環境認識と、エントリーポイントを探すことが大事になります。
相場環境認識で方向性を見つけると、自分の戦う場所での方向性も見つけられるようになってきますので流れに逆らわずエントリーすることを心がけてもらえたらと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。